2009/11/03

セブン

Windows7

ウルトラセブン、ナターシャセブン、ロータスセブン、マイルドセブン、女性セブン・・・セブンもいろいろあるけれど
2009年10月 ウィンドズセブン発売

windows7はVistaの「不満を全部解消した」とある。
この宣伝のしかたは、ちょっとおかしいな。マイクロソフトのOSは xp→Vista→7 とバージョンが進化したわけであるが、いったん評判の悪いOSを作ってしまって、評判の悪いVistaより「よい」という宣伝文句はいかがなもんか。

「高速そして軽快」であるとのこと。
起動はVistaの3割減ということで劇的に早くなったらしいが、3割早くなったところで劇的ではない。2分が1分半になっても、遅いは遅いままである。2分が10秒にならなければ劇的ではなかろうと思うのだが。
まあ、この表現は宣伝文句として許すとして、なぜこのように大きな差が出たかという理由がまた変。
ある雑誌には、劇的に早くなった理由として「内部で同時に起動するサービスプログラムを61個から49個に減らした」とある。「7ではこれらのサービスを精査して本当に必要なものだけに絞った」らしい。バカヤロウ。そんのはOSの改善か。
そして、こんなのも。
「Vistaでは大きなストレスになっていたユーザーアカウント制御(設定を変えようとしたりプログラムをインストールしようとすると出てくる警告画面)を緩和した」と。
もう一度、バカヤロウ。そんなのOSの改善か。

マイクロソフトも色々と苦労しているに違いない。世界中にこれだけ便利な機器を世に送り出すことができ、経済の発展を支援したのはマイクロソフトだ。
なんだかんだと言いながらも、パソコンを安価で身近に使うことができるのもマイクロソフトのおかげである。PC本体を作っているハードウェアメーカーやその下請け企業もみんなWindowsのお陰で発展してきた。私個人だって、今もWindowsのお世話になっている。
おそらく、これからもWindowsを使うであろうから「7」のパソコンは買わなくても、いつかは厚化粧のパソコンを使うことになる。舞台衣装にする必要はなく、普段着の服装で作りあげていただきたいと願うのであるがね。

さあ、はたして、この厚化粧は会社などのビジネス用途で実用となるかが心配である。厚化粧で鈍重なVistaは事務用OSとしては不向きであり、ほとんどの企業の情報システム部門は見向きもしなかったはず。
「7」も厚化粧のままである。ほとんどのユーザーはパソコンの何が変わったか...新しくなったか...は、内部の難しい機能の変化ではなく、見た目...つまり画面のデザインだけで違いを見てる。
画面のデザインや表面的な使い勝手以外は難しくってわからない。デザインを変えて、サービスプログラムの数を減らして、煩わしい警告画面を廃止して、「はい新しいセブンです」ときても、納得しにくい。
もちろん、技術的に詳しいほんの一部の方はOS内部の改革を賛美するかもしれないけど、私のような一般市民は、「早くて、安全」を望んでいる。企業での採用は見送られて、一般家庭では新しいOSになる。このギャップをどう乗り越えるかが今後のかだいだろうね、とエラそうなことを・・・・。
そいういえば、1996年発売のワープロソフト「一太郎7」は動作の重さなどで、この頃から評判を落としてしまった。「セブン」は、なぜかしら敏感で早そうなイメージがあるのだけど、どうしたんだいヘヘイ ヘイ。ウルトラマン太郎はなんかモチャリした感じだが、ワープロソフトとウルトラマンの因果関係は特にないと思われる。

ワタクシゴトではありますが、ちょっとした遊び心でグラフィックソフトを作っている。私のソフトはWindows7でも動作するようだ。私は「7」のパソコンを持っていないので私自身では動作確認をしていないのだけれど、だれかが確かめてくれているようでして、その旨をWebで公開してくれていたりする。どうも、ありがとうございます。拙作のソフトは現在Ver 6.6なので、次は「7」にしようかなともくろんでいる。
という私は、マイルドセブンをスパスパやりながらキーボードをたたいている。



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