マイナスの意見は、あまり好ましくはないのだけれど、ちょっとお遊び気分で書いてみました。
オランダの有名な画家「ヨハネス・フェルメール」。バロック期を代表する画家。
まだ、カメラなんて機械がなかった時代にスナップ写真風に「静止画像」として描き上げるというのは とても高い技術だ。
そんなこと分った上で 強いてイチャモンをつけたりして。
1670年頃の作品で「恋文 The Love Letter」がある。
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フェルメールの ”The Love Letter”(部分) |
The answer is blow'in the wind.
マイナスの意見は、あまり好ましくはないのだけれど、ちょっとお遊び気分で書いてみました。
オランダの有名な画家「ヨハネス・フェルメール」。バロック期を代表する画家。
まだ、カメラなんて機械がなかった時代にスナップ写真風に「静止画像」として描き上げるというのは とても高い技術だ。
そんなこと分った上で 強いてイチャモンをつけたりして。
1670年頃の作品で「恋文 The Love Letter」がある。
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フェルメールの ”The Love Letter”(部分) |
アメリカ大陸原産でテキーラの材料としても有名なリュウゼツラン(竜舌蘭)。2015年頃からかな、今年2022年になった今も沈黙していたリュウゼツランが木のようにニョキニョキ延びて花が咲くという珍しい現象がおきている。
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花を咲かせたリュウゼツラン |
リュウゼツランは10年以上・・・例えば50年くらいの間、花を咲かせず、突然 ニョキニョキが始まる。そして花が咲く。花が咲くと種を残して枯れてしまうらしい。
例えば アサガオやアブラナなどの一年草は季節に合わせて花を咲かせて種を残し枯れるが子孫を残す。
リュウゼツランは このサイクルがとても長い、何が花を咲かせるスイッチになっているのかよく分らないらしいが、DNAに組み込まれているのかなあ。
そういえば竹の花も似たようにサイクルが長い。蝉の仲間では13年ゼミや17年ゼミも成虫になるまで季節を何度も通りすぎるが ちゃんとそのタイミングを知っている。とても不思議。いや、本人(?)にとっては何の不思議でもなく、天命に任せたらこうなっているのであって、不思議でもなんでも無いのかもしれない。
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アガベは メキシコのマリアッチ・バンド |
夜空の星を いくつか結んだら
いつか あなたに たどりついたの
あなたのそばに 寄り添うことは
生まれた時から 決まってたのね
そうよ
おとぎ話のシンデレラ
心の片方 ガラスの靴は
あなたが あなたが はかせてくれた
魔法はとけない 時がきても
愛はカボチャになりはしない
ding-dong ding-dong
今日はふたりの
ding-dong ding-dong
神様がくれた
Saint Wedding day
魔法は解けない 時間(とき)がきても
愛はカボチャになりはしない
ding-dong ding-dong
心いっぱいに
ding-dong ding-dong
おめでとう
Saint Wedding day
1982年(昭和57年)。CDもCDプレイヤーもまだ無かった、作った楽曲をオープンリールのテープに録音していた時代。
40年も前。いまさら、自分の結婚のことなんて こっ恥ずかしんだけれど 記念のパーティーで、友人から「ウェディングマーチ」という曲と「聖 ウェディング デイ」という書き下ろし作品をプレゼントしてもらった。
ここで「聖 ウェディング デイ」を取り上げたのは、40年ぶりに、この曲を聴いたから。
世界中にコンテンツを個人が発信できるインターネットなんて想像すらできない頃の唄。今回、淡路島生まれのサックス奏者、堀江有希子さんが この曲を演奏してくれた。
時代は変わり自分のパソコンやポケットに入るデバイスで動画も音楽も共有できるようになり、私の部屋で聴くことができるようになったというわけ。
40年。長いようで、つい こないだのよう。永い間 眠っていた曲がこんな形で聴くことができるなんて「いとおかし」だね。若かったころを思い出させてくれる。家内は結婚当時の写真アルバムを出して「ほら ほら これこれ...」なんて言い出したりして。
南斗翔は、元気はつらつな女性。彼女を主題にした唄を神戸のミュージシャンが歌ってたりした。何曲かの作詞をしているが、物語のコンセプトから外れない語彙を中心に成り立っている。
キャピキャピな性格の裏側では人間や自然をじっくりと見ている人かな。
もちろん彼女は、シロウトなので、こうしたら売れるという世間に媚びた言葉で綴ったりはしない。自分の手の届く範囲で表現する。そして、個性的な「ほのぼの比喩」は、私のようなドロドロに汚れた心の人間をも、ちょっとだけキレイにさせる。
独海航は、ハ長調のバラードしか作れないようだ(笑)。ただし、とても美しいメロディを作り出す。唄としての楽曲の場合、Aメロ、Bメロ、サビ、とかいう区分を付けたりするが、彼女にその区別は無いかもしれない。そもそも、そんな区別は必要ない。
「聖 ウェディング デイ」は、唄としての作曲であるのでインストルメンタルとしては、物足りない感があるが、歌詞の付いた唄としては、スタンダードになってもいいんじゃない、というのはちょっと褒めすぎか。
振り返れば、私の周りには、町内会レベルではあるけれども素敵な唄を作る才能を持った ビレッジ・ミュージシャンがたくさん いたなぁ。
ちなみに、堀江有希子さんは、私の息子と同じ歳で同級生だとか。
おそらく、二十歳ごろの写真。今、67歳なので50年ほど前の写真。ばあちゃんの家でバンドの練習をしていた時に撮ったもの。
髪の毛が多いし、細身。現在はてっぺんが剥げてるし、体重は20kgほど増えてる。
あの頃、シンガーソングライターみたいなもんに憧れてたなあ。ひょっとしたら音楽で食っていけるんじゃないかと、ちょこっと思ってた。
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goole のトップページに登場した Teresa Teng |
孫をつれて散歩中。児童公園の片隅に咲いていた ぺんぺん草。
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ぺんぺん草(2017.04.02) |
高さは20 - 40cm。花期は2 - 6月。4枚の白い花弁を持つ直径3mmほどの小さな花を多数、花穂に付ける。次々に花を咲かせる無限花序で、下の方で花が終わって種子が形成される間も、先端部では次々とつぼみを形成して開花していく。「無限花序」というのは、花が咲いて実ができて、その上にちょっと伸びてまた花が咲いて実ができて・・・を繰り返していく植物の生長のしかたらしい。
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海岸近くにキジ(2016.04.08) |
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淡路島公園の桜(2016.04.10) |
中学生の時、親に買ってもらったギター、高校生の時夏休みのアルバイトで買ったギター、ゴミ箱から拾ってきたギター、質屋で買ったギター。
そして、今も使っているのが就職してから買ったギターで、36~37年くらい前に入手したやつ。7万円。神戸の弦楽器専門店で買った。
高校卒で初任給が3万円。就職して数年後、おそらく給料が5万円ほどの頃だったろうから、7万円のギターというのは私にとっては とんでもなく高級品。ギブソンとかマーチンとかは憧れではあったが、そんな超高級ブランドには手が出ない。
というか、憧れではあっても、そんなにこだわる方ではない。裏板の材質がどうの、表面の響板の材質がどうの、というのもあまり興味がないし、知識もない。
もうすぐ62歳になる。あの頃、どういう基準でギター選んだのか(買ったのか)よく分からんが、派手じゃなく、ネック・指板がしっかりしてたらそれでよし、としたのだと思う。
何だかんだと薀蓄を並べてみても、ギターの音なんて安物も超高級品もそんなに変わりはしない。新しい弦を張って、適当な演奏技量があれば皆同じではなかろうか。
さて、その神戸の弦楽器専門店で買ったギターは K.Country とヘッドに表記されている。東海楽器製だ。このブランドは、今も(一部で?)人気があるようだが、人気がどうのというのにも、また、あまり興味がない。繰り返すが、ネックと指板がしっかりしていたらそれでよし。よほど質の悪いギターでない限り適度にいい音が出る。
弦楽器というくらいだから、音を出す原動力は弦だ。弦の質は大事である。ギターの本体よりも弦の良し悪しで音質が左右されるだろうが、市場に出回っている弦は総て高品質である。
高品質であっても長く使っていると手垢やサビなどがついてモッコリとして響かない音になってしまうけどね。このモッコリ音は、どんな高級ギターでもカバーできない。
そんなこんなで、40歳を過ぎたころから、ポンコツ・サラリーマンで大した仕事もできないくせして忙しい毎日が続き、ほとんどギターを弾くことはなかった。
60歳を過ぎ、念願の定年退職。死ぬまで好きなことをして暮らしたい・・・・と、ワガママな性格は努力せずとも発揮できる。ボケ防止にもなるかもと適当にポロリンポロリンとやっておる。ワガママだけではなくグータラでもあるので、それこそ適当だがね。
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K.Country ヘッド部分(付け替える前) |
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アマゾンで買った GOTOH の糸巻きペグ |
子供の頃
私が子供のころ、テレビなんぞまだ家庭に普及していなかった頃、昭和30年代。
あの頃、私の家のまわりの路地の路面は土である。放し飼いが当たり前の犬はそのへんにウンコしまくりで、ウンコはあちこちに転がっている。雨が降るとウンコは地べたに吸い込まれる。日のあたらない路地では赤い色をしたベンケイガニがこそこそと歩いているのを見かけることもある。見つけた時は、ゆっくりと歩いているが人が近づくとすっとんでどこかに隠れる。
路のすみっこにはアリはもちろん、マルムシ、ワラジムシがはい回っていた。土を1/3ほど入れたガラス瓶に、こいつらを入れて「動物園」と称して飼っていて近所の友達に自慢してたなあ。アリは10匹ほど入れておくと狭いガラス瓶の土に孔を掘って巣を作る。ビンの内壁にそって孔を掘るので巣の中身が丸見えだ。それにしても、無作為にとらえられた10匹ほどで新規アリ家族としての統制がとれるとは不思議であるが本当である。
もちろん、路地裏の虫をつかまえるだけが子供のころの趣味だったわけではない。子供のころは子供らしく、野原や森の中や海で遊ぶことのほうが多かった。
冬。
山や池の土手で少し大きな石を持ち上げるとシマヘビがとぐろを巻いて眠っていたり、池の底にある葉っぱや朽ちた木の下にカメがいたりする。カメは真冬だから動かずに眠っているはずなのに水の中でどのようにして呼吸してるんだろう。何ヶ月も息をしないのか。子供ながらにそんなことを考えたりした。
そうそう、思い出した。カマキリの卵事件。まだ寒い時期、細い枝に産み付けられた卵のカタマリを家に持って帰ってカゴに入れていた。もちろん、卵が勝手に逃げ出すことははないのでカゴに入れておく必要はないのだが、子供が生まれたら逃げ出さないようにとの配慮だ。
暖かくなって、子供が生まれたね。いっぱい生まれた。カマキリの子供は想像したより小さい。配慮が足らなかった。カゴの隙間からどんどん逃げていく。部屋は子カマキリだらけになった。
夏。
海である。背中の皮が日焼けで二度むけする。海底の砂を掘りおこすとアサリが無数にいた。大げさではなく無数だ。
カワハギの子供やヨウジウオは、海藻の陰や岩の陰でじっとしている。危険を感じて逃げる時はすっ飛んで逃げるが、ゆっくりゆっくり1秒間に10センチメートルほどの早さで近づくと気づかれない。さらにゆっくりゆっくりと手を近づけて、ふいにシュワッと掴むと素手で捕まえることができる。波打ち際近くの砂浜に穴を掘って、簡易水族館みたいにして遊んでたりした。
そして、森や野原では、高い木の上に隠れ家を作る、クワガタムシをとる、セミをとる、キリギリスをとる、トンボをとる。キリギリスは食べ残しのスイカの皮の部分と一緒にカゴに入れておくとスイカのヘタをかじりながら「キリギリース・チョンッ」と昼の間、鳴いてる。ちなみに、キリギリスのなき声は、「ご破算で願いましては ・・・」と、算盤(そろばん)をリセットする時の音に似ている、が算盤の音を聴いたことがない方も多いかな。
話は戻ってトンボ。トンボは広い場所が好きだろうからと蚊帳(かや)の中に放す。その中を飛び回るに違いないと思いきや、まだ元気があるはずのトンボはいっさい翔ばず。トンボは明るい方を背にして翔ぶというのは大人になってから知った。
さらに、池や川では、オタマジャクシ、アメリカザリガニ、テナガエビ、ミズカマキリ、タイコウチ、ゲンゴロウ、ガムシ、マツモムシ・・・つかまるものは何でも家に持ち帰って飼っていた。ヒルは、つかまえずとも血を吸うために足に何匹もくっついてくるが、持ち帰って飼う気にはならなかった。
さて、表題のカブトエビ
とはいえ私は、特別に虫好きなわけではない。ほとんどの男の子がクワガタムシやトンボが好きなように、私もそのひとりだっただけだろう。でも、カブトエビは好きだったな。60歳を超えた今でもカブトエビは哀愁の虫だ。虫といっても昆虫ではなく、大きなミジンコみたいな生き物だけど。
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カブトエビ 淡路市の水田にて(2015年6月29日) うまく撮影できていないので ちょっと分かりづらいね。 1匹だけを拡大してみた。 1メートル四方に50匹ほどいただろうか。 |
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ヤママユガ の 幼虫 |
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クマバチ |
インドア派である。定年退職してから、1日のほとんどが寝てるかパソコンに向かってるかのどちらかという生活が続いている。ほんの少しだけ、早朝に自転車に乗ったり散歩したりというのもあるけれどね。外に出かけるのが嫌いなわけでもないが、現状はインドア生活 98% というところか。
そんな中、孫が家にやってくるのが(めちゃ)楽しみではあるが、孫にあまりデレデレとするのは「カッコ悪いぞ」となぜか私自身に言い聞かせているところがあって、できる限りデレデレ態度を制御するようにしてる。おかしいね。いや、おかしくない。やっぱりおかしいか。よく分からん。
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三熊山 洲本城跡 |
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わざとらしくバックパックをボンネットに置いたりして |
ほとんどテレビは見ないけれども『ラッスン ゴレライ』は知ってる。
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なぜか 若い頃読んだ星新一のショートショート『ミドンさん』を思い出す。
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ノンフィクション作家・最相葉月『星新一 1001話をつくった人』
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本日、近くの FamilyMart で『タバコ(MEVIUS)2個とBOSSのブラックコーヒー』を買ったら総計 1,001円 だった。
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1,001円 = たばこ2個 + 缶コーヒー |
M への手紙 そしてついでに D にも
1950~60年代アメリカのミュージシャン、ルイ・アームストロング(愛称 サッチモ と呼ばれています)が歌っている「この素晴らしき世界」というのがあります。
私は、英語が分からないけれども「木々の緑 青い空 白い雲 空の虹・・なんて素晴らしいんだろう」という唄(Webで翻訳)。
そして、こんな詩 ・・・・。
『♪・・・・赤ん坊のなき声が聴こえる地球からはなれて、宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士は「今一番聞きたい曲は?」という問いに「ルイ・アームストロングの この素晴らしき世界」と答えたらしい。
赤ん坊が成長していく姿
そして子供達は、大人の想像を超える たくさんのことを覚えていく
僕はつぶやく
「この世界はなんて素晴らしいんだろう What a Wonderful World」と・・・・』
ホンダのHRVに乗ってます。
1ヶ月ほど前から、ハンドルを切ると「ボワーン」というか「グワーン」というか唸るような低い音がして、車体全体が共鳴してるような感じ。ゆっくりゆっくり走ってて大きくカーブを切る時・・・車庫に入れる時なんかに「ボワーン」「ブワーン」と鳴る。
それと、左のヘッドランプが点灯しない。ヘッドランプが点かないのは2ヶ月ほど経つが、息子に注意されつつ怠慢でそのまま乗ってた。
怠慢な性格ではあるものの、やっぱり気持ちが悪い。同級生が自動車整備をやっているので診てもらう。
ランプは交換すればいい。
問題はハンドルを切ったときの「ボワーン」という音。パワーステアリングの機構部分からの音だろうとは想像がつくので前もって電話で連絡をしておいた。
ボンネットを開けて、整備屋の同級生曰く「(パワステ用の)オイルは漏れていないので大丈夫」「これを替えればいいんだけど」とのこと。
「これ」というのは、パワステ用オイルの容器からゴムホースで繋がってる握りこぶしくらいのユニット(私にはそのダイキャストのケースの中身が何をする装置なのか分からないがステアリング機構一部分のよう)。「音はしても大丈夫、交換したら2万円ぐらい」とのことだったのでそのままにすることにした。
ヘッドライトの「球」を新品に交換した。エンジンオイルとオイルエレメントを交換した。
その車に乗って帰宅。車庫に入れる時「ボワーン」と音がした。
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大阪湾 朝日とカモメ |
・・・ 青空を渡るよりも 見たい夢はあるけれど中島みゆき さんは、1975年にポピュラーソング・コンテストでグランプリ受賞。
かもめは かもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い・・・
かもめは かもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い・・・
関西電気保安協会のテレビCM。 「♪ かんさい でんき ほーあん きょーかい」と、おっちゃんが歌うやつ。
例えば、単純なピアノ・アレンジでこんなのはどうだろう。単純といえどコード進行は、かなりミュージシャンしてる・・・・かも。
♪ 朝の4時ごろ弁当箱さげて 家を出て行くおやじの姿これを学校唱歌の「スキー」のメロディで歌う。だれの作詞?かよく分からんが、小学校の時ふざけて歌ってた替え歌。
靴下ボロボロ 地下足袋はいて ・・・・
『♪・・・・ 帽子は底抜け 頭は100ワット!』
歌詞は大事である。
日本の流行歌を、無理やり大別するとふたつの系列になる。
「さだまさし」や「松任谷由美」の最初から最後まで一貫して場面が分かる歌詞。この二人は日本のシンガーソングライターの中では天才であろう。さだまさしにいたっては、ほんの10分間の人間の表情からひとつの小説のように描き上げてしまう。
樹木で例えるなら、初めに幹があり、その木は何の木であるかわかっている。そして、その木を中心として葉や花や実を詞に置き換えている。私見ながら、商業歌手としてこの2人は現在日本を代表する方だろう。3人なら、中島みゆきも入るな。
もう一つは、桑田佳祐や、スピッツの歌。これはチリジリバラバラの言葉を集めた歌詞。これはこれでいい。そもそも、英語なんて分からない者が外国の歌を気に入っているのと同じで、ここちよい言葉が集められているだけで、メロディに載せると、なんかしらいい雰囲気になる。ただし、歌詞を文字として読んでいくとなんか訳が分からない。
樹木で例えるなら、最初に色んな花や実の美味しいどころを言葉にしているけど幹がない。その木は何なのかは俳句の心でつかみ捕りなさい、いった感じ。これはこれでいい。わけが分からなくても楽曲の中ではフィーリングで溶けこんでいるのでね。
さてさて、今、ちょっとしたはずみでクリックしたら、ハナミズキという歌が流れてきた。映像と共に楽曲が流れ、歌詞も一緒に出てきた。
んん、よく分からない。初めて聴くのじゃなくて「・・・百年つづきますように」というところは記憶にはある。これは、さだまさし・松任谷由美なりのフリをしているのだけどチリジリバラバラになっている。驚いた。いやいや、実際に驚いた。フィーリングで受け取らず、しっかりと日本語を噛みしめるべき楽曲であるのだろうと思っていたけど、ふたつの系列のどちらにも当たらない、新しい手法の歌詞作りか。詞に潜むココロに深入れずに、感覚的な私見はよくないかもしれないけど、なんだこれと思ってしまったのは事実。
桑田佳祐や、スピッツの歌は単語単語でチリジリバラバラであるのだけど、このハナミズキは少し長いフレーズでチリジリバラバラ・・・違うかな。
樹木で例えるなら、幹になる木はどれだか分からず、見たこともない木に、普段私達がしっている松や桜の枝が突き刺さっているいう感じ。
会社をやめてから2ヶ月たった。
昼と夜が逆転している。昼間は寝ていて、夜はPCに向う。日が変わって夜中の1時半ごろ新聞配達のバイクがやってくる。朝の4時20分、スズメが鳴き出す。
夜中に何をしてるかというと白黒画像の楽器のイラストを描き続けている。
若いころから定年が楽しみだと密かに思ってた。
やりたいことは中途半端ながらいっぱいある。麻雀もパチンコもやらないし、野球のこともよく分からない。スポーツ新聞で話題になるようなもろもろ記事にあまり興味がないのだろうね。人とあっても世間話しはできない。一人でこっそりと好きなことをやる。でも、いわゆるオタクではないと自分自身では思うのだがどうだろう。60歳を超えたオタクってのは、どうも気持ちが悪い。でもまあ、イン・ドア派であるのはたしかだろう。
自動車のデザインに興味をもったり、作曲ばかりしていたり、コンピュータプログラミングをやり始めたり・・・色々。
で、やりたいことの一つとして、現在は「楽器のイラスト」を描き続けている。それがいったい何になるのか、さあ、何になるのだろう。
私のWebページでは、Googleの AdSense で、ほんの少しの小遣いは手に入っている。とんでもなくほんの少しですけど。
ちゃんと働く意思は・・・・その意思は有ることにしておく。好きなことばかりして遊んで暮らしているのもよくないと脳みその片隅では思ってるのでね。
あれやこれやと、馬鹿オヤジながら考えるところはあるのだけれど、それはさておき定年後、この1ヶ月間に描いたイラストの一部を紹介しましょう。
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インドネシアのCekuntrung |
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ボディ文様の元絵 線と塗りつぶしで描いていく |
(前編)
息子のやろう、またタイムマシンを買ってきやがった。
だいたいこの数年の間、おもちゃのメーカーがタイムマシンを売り出すようになってから小遣いはほとんどそれに使ってる。これで、もう3台目だろうが。
そういえば、父さんがタイムマシンの免許をとったのは20歳過ぎだったかなあ。あのころはマシンも高くて中古を買った。 中古といってもボーナスでやっと半分支払っただけだもんな。
いやもう、とんでもない時代になったものだ。あいつが中学に入学する時に、どうしても欲しい、友達はみんな持ってるとかでしかたなく買ってやったもんだ。 それがなんだ、高校生になってアルバイトを始めたのはいいけど、その金をみんなタイムマシンに使ってしまうとはな。
おもちゃメーカーが販売してるといったって、最近のマシンは腰をぬかすくらい高性能だ。もともと過去行き10年、未来行き10年という制約がついてる。 それだからこそ免許がいらない。それなのに、どこかのメーカーがタイムアクセラレータとかいう名前で100年のタイムトラベルが可能なオプションを作った。 そいつを取り付けるとスッ飛びマシンになる。よく分からんが、こんなオプションは法律にひっかかるんじゃないのか。
しかしまいった。父さんが旅行の時に使う4人乗りのマシンは50年しかいけないのに。しかも加速がわるい。父さんも新しいのが欲しいよ。
あ、そうそう。息子のもってるマシンは一人乗りなのに、彼女かなんか知らんが時々二人でトラベルしたりしよる。ばかもんが。色気付きやがって。 また、検問で捕まるぞ。反則金を払うのに母さんから金をもらってるのを父さんはちゃんと見てたぞ。
おいこら、どこへ行く。や、またトラベルか。もう夜も遅いのに、宿題はしたんか。え、こら。
行ってしもた。 また彼女とデートか。2098年へ行くんだろ。どうも2098年の8月3日には高校生のタイムトラベラーが集まる広場があるらしい。週刊誌で読んだことがある。 不良が集まってるんじゃないのか。そこで宿題をするだと。
あほらしい。嘘をつくならもっとマシな嘘をつけ。それより彼女とはどんな関係なんだろうか。あんな事したり、こんな事したり。いやんもうばか。あはは。
あっ。母さん、今の聞いてた? そう。失礼しました。
おれは若者の性について真剣に考えてるんだ。
エッチもいいけど妊娠したらどうするんだ。子供を生むときは現在で産めよ。とか言ったって息子が産むわけじゃないんだから、今度彼女に会ったらちゃんと言い聞かせとかないとな。 タイムトラベルしてる最中に赤ん坊を産んだら手続きがとんでもなくやっかいだからな。だいいち赤ん坊の年がマイナス15歳とかになったらどうする。5歳で成人式に行くのか。
まだマイナスならいい。過去で出産したら生まれてすぐに70歳てな具合になるぞ。その赤ん坊が女の子だったとしましょいな。 それでまた器量好しの別嬪さんになったとしましょいな。ね。 いくら別嬪さんでも、いわゆる年頃になって95歳の女と結婚してくれる男がいるか。えぇ、そうだろ。
だから、おもちゃのタイムマシンは青少年を破滅に向かわせる機械なんだ。
おれも、なかなかいいこと言うだろう。な、母さん。おい、母さん。
あっ。
なんや、寝てるんか。
(後編へ続く)
会社から帰ってきて部屋にはいったらコウモリが飛んでいた。
私の部屋は長方形であるが、その長辺を行ったり来たりしてる。まったく音はしない。黒くてひらひらと頭の上を飛び交っている。
年に一度ほどこんなことがある。
アブラコウモリ。たぶんそんな名のコウモリ。民家を棲家にしているらしい。
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Evert Taube (1890-1976) |
春である。明石公園に桜。
桜と言えば、私の数ある名曲(?)の中でも「ランドセルのさっちゃん」という唄がある。
ランドセルのさっちゃんが笑った自画自賛。名曲である。
とてもゆかいな 一日がはじまる春の日
朝の光が 大空を横切り
この町に おはようの さわやか 風が吹く
君のかあさんが 君が出かける姿を
写真におさめた カメラに撮った
そして来年も
再来年も その次の年も その次も
桜の花が咲くたびに
君のかあさんは その写真を見るんだ。
(以下省略)
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オカリナ・トロンボーン と 三板(さんば) |
彩彩画楽 さいさいがらく
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