淡路市の海苔加工場の近く
残り物の海苔を食べるために集まってきたボラ
撮影 :淡路市 2020年1月29日
大阪湾で養殖されている海苔。商品にするための加工時に発生する残り海苔は海に流される。
それを食べるために集まってきたボラ。40cmくらいの大きさだ(ボラは、いわゆる出生魚で60cm~70cmになるとトドと呼ばれるので、こいつらはボラと呼んで間違いないだろう)。
ボラは、海底のドロに含まれる微生物や海藻を食べる。海苔の養殖ではこの魚の被害もあるという。
写真のボラは生えている海苔を食べているのではなく、加工工場から出た残り海苔を食べている。残り海苔は海面に浮かんだ状態。
自然に発生している海藻をかじり取るより、このほうが効率よく腹を満たせるのだろうな。
パクパクと空気までも一緒に吸い込む姿は、麩にむしゃぶりついてる池のコイのよう。浮かんだパン粉を食べているメダカもこんな感じだな...大きさはぜんぜん違うが。