キジ
海岸近くにキジ(2016.04.08) |
なんと、海水浴場の近くにキジを発見。
さすがに浜辺の砂の上にいたわけではなく、波打ち際から100メートルほどはなれたところの原っぱ。羽の手入れをしたり、あたりをキョロキョロと見ていたりしている。キジといえば 「雉も鳴かずば撃たれまい」 という格言があるくらいなので、普段は茂みの中に身を潜めているのではなかったか。こいつは、草原の真ん中で堂々としていたんだね。
こんなに のんびりと恐れる気配もなく「羽づくろい」いをしているということは、人に飼われたいた個体かもしれん。大空を飛んでいるキジなんて見たこともないので、山から飛んできたわけではないだろう。
オスのキジは縄張りを持って生活をしているということなので、こんなところで、のんびりとしていていいんだろうか。海岸に縄張りを築いても餌は少ないだろうし、メスに巡り合うこともなかろうに。
トンビ
手作り弁当、少しの酒。孫も一緒なので楽しいひと時・・・よくある風景。ちょっと散りかけてはいるもののまだ桜の木は一面ピンク。どこかでウグイスの声。空にはトンビ。ああ、このトンビ怪しい。弁当を狙っている感じ。
”♪ ・・・ トンビがくるりと 輪を描いた ホーイのホイ そこから 東京が見えるかい 見えたらここまで降りてこい ・・・”
息子が、皿を持ったまま立ち上がった・・・その瞬間・・・来たね、トンビ。背後から音もなく舞い降りてきて唐揚げを盗んで飛び去った(東京が見えたからホーイホイと降りてきたのではなかった)。
「鳶に油揚げをさらわれる」という諺そのもの。例え話ではなく本当に盗まれた。「油揚げ」ではなく「カラ揚げ」ではあったが。
怖い怖いといいながらも、少し面白い。チビがさらわれるぞとか冗談を言いつつ、花見続行。すると、今度は、木にとまったトンビがじっとこっちを見ている。怪しい。
来ました、泥棒トンビ第二弾。今度は私の家内に。家内は食べ物を持っていないのに、ちょっと差し上げた手に狙いをつけてすっ飛んできた。
家内 いわく 「何も持ってないのになんでかなぁ」
トンビいわく 「豚足かと思ったら違った」
泥棒の現行犯の写真を撮ることはできなかったが、上の写真は、しばらく周りを低空飛行していた泥棒トンビ。
淡路島公園の桜(2016.04.10) |