孫をつれて散歩中。児童公園の片隅に咲いていた ぺんぺん草。
ぺんぺん草(2017.04.02) |
高さは20 - 40cm。花期は2 - 6月。4枚の白い花弁を持つ直径3mmほどの小さな花を多数、花穂に付ける。次々に花を咲かせる無限花序で、下の方で花が終わって種子が形成される間も、先端部では次々とつぼみを形成して開花していく。「無限花序」というのは、花が咲いて実ができて、その上にちょっと伸びてまた花が咲いて実ができて・・・を繰り返していく植物の生長のしかたらしい。
そんな、専門的な内容はともかく、その実(種子)は三角形になっていて、これが三味線の撥(ばち)ににていることから「ぺんぺん草」と呼ばれることになったんだって。三味線は ぺんぺん と鳴るものらしい。
本名は薺(ナズナ)。そうそう「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ・・・(以下省略)」とかいって、お馴染みの春の七草のひとつ。私が撮った写真のナズナも食べることができるんだろうけど、あんまり美味しくはなさそう。
ちなみに、2歳になるチビに「これは ぺんぺんぐさ」と教えたら「ぺんぺん くさい」と何度も繰り返す。
「ちがう ぺんぺんぐさ!」
「ぺんぺんくさい ぺんぺんくさい ぺんぺんくさい」