2015/07/31

唸りとブルームーンとワイパーの大統一理論

唸りと ブルームーンと ワイパーの 大統一理論

ブルームーンという言葉は、複数の意味がある。
その名の通り、大気の状態で月が本当に青く見えること。月が青く見えるのはそう度々あることではなく、火山の噴火によって大気の塵の影響であったりするという。

本当に青く見える月はさておいて、ここに書こうとしているのはもう一つのブルームーン。同月に2回満月があり、その2回めの満月をブルームーンという。これは、何らかの文献で間違った表記をしたことにより、青くもないがブルームーンと呼ぶようになったという。2015年7月は2日と31日の2回の満月。3年に1度の現象。
月の満ち欠けはだいたい「29.5日」で、1ヶ月間の平均は「30.4日」なので、ちょっとずれてる。若干早い月の満ち欠けによって1ヶ月間に2回満月が表れるというくらいは、コンビニでお釣りの計算ができない私でもだいたい分かる。

唐突に(そして強引に)音楽に当てはめると、これは「うなり」の現象と同じだ。うなりは、音の高さがほんのすこしだけ異なる二つの音が鳴っているとき、各々の基音の周波数の差に相当する周期で音の強弱が聞かれる。ギターのチューニングをする時などにおこるね。
この「周波数の差に相当する周期」が月の満ち欠け「29.5日」と、1ヶ月間の平均は「30.4日」にも起きている。音の唸りとブルームーンでは時間のスケールがあまりにも違うとしても同じ現象だったのである。この理論を「唸りとブルームーンの統一理論」と呼ぼう。

さらに、すこし場面が違うのであるが、雨の日に車を運転していて信号待をしているとしよう。前の車のワイパーと自分の車のワイパーの窓を拭う早さが違うにもかかわらず1分間に1度くらいシンクロするみたいに同じ動きをすることがある。これも、うなりと同じ現象なのである。この理論を「唸りとブルームーンとワイパーの大統一理論」と呼ぼう。この理論、アインシュタインが生きていたら絶賛の言葉をいただくことになったはずだ。

月の平面説

それにしてもなんだね。7月31日の夜中にブラっと散歩に出かけて満月を眺めておったのだが、あらためて「なんで月は平べったいのだ」と不思議に思うことしきりであった。
月が平らに見える不思議は、なにもこの夜に感じたことではなく、以前からの疑問ではあった。月は球の形をしているのだから、太陽の光があたれば球の形に見えるはずだ。満月じゃない時(半月や三日月の時)はなおさら。太陽の光が斜めからあたっているのにやはり平面に見える。
これはおかしい。ね。おかしいでしょ。
いやまて。ひょっとしたらお月様は本当は紙のように薄っぺらい円形の物体なのではないか。
「♪ 出た出た月が まーるいまーるいまん丸い お盆のような月が」‥‥ そうだ、月はお盆のように平べったい。球の形をした月の実物をあなたは見たことはあるか。私達は平面の月しか見たことがない。
アポロ11号が月に到着したかもしれない。立体的に写った写真があるかもしれない。だがそれはメディアの映像だ。本物の月はいくら眺めても平面である。むしろ、真ん中あたりが暗く縁のほうが明るいので中心が凹んでいる薄っぺらい円盤に見える。メディアを信用するか、自分で見たものを信用するか。
私達は自分で見たものを信用することにしよう。
これを「月の平面説」と呼ぼう。

いやいや、もっと疑うのなら。月は天空の大きなスクリーンに投影されているのかもしれない。だれかが、山のてっぺんにオーバーヘッドプロジェクターかなんかを持ち込んで夜になると空に写してる。でも、とんでもなくでっかいスクリーンが必要だな。無理か。それにOHPは昔むかしには存在しなかったか・・・残念がら「月のスクリーン投影投射説」は却下。


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